エニアグラムとの出会い

中島美暁です。私自身の「ビジネスエニアグラム」への思いを書いてみたいと思います。

私は1990年代にエニアグラムの書籍を知合いの方からいただいたのが、エニアグラムとの最初の出会いでした。

この本です。(かなり年紀が入っておりますね。。。。)

 そのころは、人材開発の場面における自己理解、他者理解のツールについてたいへん興味をもって熱心にいろいろなものに触れていました。TAのエゴグラムとか、DiSCとか、クレペリンテストのようなものとか、さまざまな人間理解のツールを漁っておりました。その後もMBTIやハーマンモデル、ストレングスファインダーなど、インストラクター資格の勉強もしてきております。

 しかしエニアグラムに関しては、この本を手に取ってみたものの、あまりその内容を理解することができませんでした。「自分を罪人として認めて、罪の意識から自分を知る」とか、「人は誰でもそれぞれのタイプの自己防衛戦略をもっていて、それによって自己救済を試みる。それによって安心や充実を得ようとするが、それは誤った考えである」とか。。。。若くて経験少ない私には、そのくだりの意味が、よく理解できませんでした。

また、本にはタイプ診断的なものもありましたが、いくら読んでもどのタイプも自分にあてはまるような気がして、自分のタイプがよくわかりませんでした。他のタイプ診断に比べ、わかりづらいもの、あいまいなものとして、そのままになってしまいました。

 

 2004年の長男出産後、子育てに役立てようと「子育てコーチング」の勉強をする中で、エニアグラムワークショップの受講を勧められました。私はエニアグラムを本を読んである程度知っていると思っていたので、いつまでものらりくらりと受講を後回しにしていたのですが、コーチングの仲間が「とてもいいよ」「役立つよ」というので、観念して2日間のワークショップに参加しました。(そのころは育休後職場に復帰し、平日は仕事に追われる日常でしたので、1歳の子供をおいて土日のワークショップ参加は、ほんとうに大変でしたが。。。)

 40名ほどの方が参加していたその2日間のワークショップでは、冒頭に簡単にタイプチェックをし、同じタイプと思われる人同士でタイプの話をします。私はタイプがわからず、いろいろなタイプをわたりあるいていました。最初はタイプ7、そしてタイプ8.。。でもなんだかどこも居心地が悪いのです。。。。そこでファシリテーターに「私はどれでもないみたいです。。。」と嘆きました。すると、「そんなに迷うんだったら、タイプ6に行ってみたら?」と勧められました。
 私はそれまで、タイプ6が自分のタイプだと考えもしませんでした。。。本を読んだときも、簡易タイプチェックをした時も。。。ただ確かにその要素はいくつか思い当るところがありましたが、「絶対に違う」という要素もあったんです。なのでとても意外だったのですが、ちょっと入ってみることにしました。

 すると。。。。「あ~あけさん、待ってたよ~」と、コーチング仲間が歓迎してくれたのです。内心、え、私あなたとは違うよ、と内心あまり喜ばしくなく感じる自分の気持ちを脇に置きタイプ6の人たちのタイプ話に加わってみたところ。。。。。驚いたことに、そこは私のタイプの場だったのです。自分の無意識にやっていたことや思いなどが共通していて、そこにいることがすごく居心地よくなったのです。素の自分が認めてもらえたような安心感・安堵感を味わったことを覚えています。そこで私は「ああ、私の生来の気質はタイプ6だったんだ」ということがわかったのです。

 私はこのワークショップでタイプを語り合う経験を通して、生まれてからそれまでの自分が感じていた無意識の「くせ」や「衝動」に思い当り、いままでどうにもわからなかった自分自身を深く理解することができたと同時に、周囲には私とは全く違う無意識な「くせ」や「衝動」をもっている人がいるんだ!ということに深く感動したのです。

 以来、私は折に触れ、エニアグラムを使って自分の衝動を客観視したり、他者と関わりの中でその人を理解することをしてきました。特にキャリアカウンセリングのような1対1の面談の場、そしてファシリテーションやチームビルディングの場において、その有効性を感じてきました。

 みなさんもぜひ、ワークショップでタイプを探索してみることをお勧めします。生の人との出会いにより、そして人との対話の中で、それぞれの素の自分を出し合いながら、自分を知り、相手を知ることができるんだと思います。自分のタイプも、それから自分のタイプでない人たちに気質についても、話したり見たり感じたりすることを通して真に理解することができるのだと思っています。

ビジネスエニアグラム協会

ビジネスエニアグラム協会は、人間学「エニアグラム」の普及を通し、ビジネスの現場や日常生活の中で、人々がより幸せな在り方(Well- Being)を実現できることに貢献していきます。

0コメント

  • 1000 / 1000